初スペイン、初マドリッド

といっても出張で一日滞在するだけ。今晩は、明日の訪問先の会社の人たちがディナーに招待してくれた。彼らが催すディナー、ランチはとてつもなくおいしいとかつての出張者から聞いていたので、この日は機内食も取らず、全神経をこのディナーに集中させてきた（次の日の仕事はあまり考えてないし）。
しかし、スペインのディナーは遅い。招待してくれた担当者によると、通常は夜9時半にオープンするレストランに無理を言って8時半にあけてもらうとのこと。で、地元の人たちに習い、まずは近所のタパス バーで軽く乾杯。これよこれ、Bar-hopping,ハシゴですな。ここでは食べ物はオーダーせず、ビール、ワインとオリーブで。（なにげない突き出しのオリーブも雰囲気に酔っているせいかすごくおいしく感じる）。浮かれて早くも酔っ払ってしまわぬよう、慎重にビールをなめる。ほっといたらうれしくてたぶん3杯くらいは軽くいってた。そうそう、スペインのビール グラスって結構小さいの。ワイン グラスくらいの大きさで、普段の私ならふたくちで終わる量なので、他人のペースに合わせるのにちょっと苦労した。
さて、いよいよディナーへ（この時点で9時半だったんだけどね、結局）。でも私たちが最初の客だった。店の名前は Menta y Canela。オーダーはメイン以外はすべてお任せ。

夏のスペインといったらガスパッチョでしょう、ということで、オーダーしてくれた。
これがマドリッドのガスパッチョ。さっぱりしてるのにコクがある（懐かしいフレーズ

こうやって、トッピングが別に出てくるのは初めて体験。

この後、ガスパッチョは私のお気に入りメニューとして何度も登場することになる。

夢にまで見たタパスのオンパレード －ハモン イベリコ、生アンチョビ、白身魚のムース。うれし。

そしてメインは早くもイカ墨料理！私のコースはメルルーサのフライ子イカ墨ソース。イカ墨のだしってほんとにおいしいね、ね。

最後は、デザートのプチガトー盛り合わせ。明日仕事になるんだろうか。こんなにゆるくなってしまって。と思った夜でした。