下北沢センチメンタル ジャーニー

下北沢は私にとって甘くてほろ苦い思い出がいっぱいつまった街だ。２０年前、ずいぶん通った、下北沢。出会いも別れもありましたなー。また妹に「昔の思い出にしがみつくのが好き」って言われそうだけど、趣味ですから。

日本に帰るたびに下北の懐かしい店を訪ねたいと思っていたのだけれど、今回（２００５年１２月）実現しました、センチメンタル ジャーニー。友達を巻き込んで 20 年前の下北をたどるのに付き合わせてしまったが、願いがかなってほんとよかった。和服姿の日本人女性と図体のでかいアメリカ人男性を伴って徘徊する姿はきっと人目を引いただろうけどね。

驚いた。２０年前の店がまだ残っていた。

やきとん椿。銭湯の近くにあると言う情報しか覚えてなくて、それだけを手がかりに聞き込みを続け、やっと見つけた。焼き鳥８０円、漬物盛り合わせ１００円、煮込み２００円。２０年前からほどんど値上げしてないんじゃないだろうか。ここの焼酎はレモン入りであらかじめミックスしたのがコップにあふれるまで注がれる。気がつくと脚が立たなくなるという強烈なお酒。おじさんも２０年前と変わってない。
店を出るとき、今から２０年後に来てもまだあるかどうか分からないよ」って言われた。

夕飯は広島風お好み焼きひろき。
広島風お好み焼きがブレイクする前から２０年以上も営業を続けてきた店。広島風ってキャベツがいっぱい入ってて、あまり練り物っぽくないから粉もの苦手な私でもぺろっといけちゃいます。
さっちゃん、付き合ってくれてありがとねー。カウボーイ バーで和服姿で一服している姿は「粋」でした（笑）。