ポルトガルの枝豆とビール(2005年7月)
リスボンにある「トリンダーデ」というビアホール(ブルワリ)に行ってみた。Sagres という地ビール(写真下) 会社の経営だそう。
特にこのボヘミアというビールがうまい!味は色ほど濃くなくさわやかかつリッチなフレーバー。ここはディナー前の一杯ということで寄ったんだけど、ついメニューに目が行ってしまうのはもうお約束ね。おなかが一杯にならないように、生ハムをつまみとして頼んだ。そしたらこんなに大量に出てきちゃうし。
全部食べなくていいんだから、と自分をいさめつつふと隣を見ると。仕事帰りとおぼしき地元の若いカップルが仲むつまじそうにビールを飲んでいる。そして、何やら口に入れては皮をペッと出してる。何だろう。豆らしい。なんかおいしそう、と思ってメニューを見てもそれらしき名前は見つからない。どうしてもその豆が食べたくなって、ウエイターを呼び、多分英語で「あのカップルが食べているものが欲しいけどメニューに載ってない。」と言うと、「ああ、あれはメニューになんかには載らないのさ。」ってなことを言って、おじさんは小さい皿に同じ豆を持ってきてくれた。
Tremocos という豆だそうだ。塩水に漬けてあるらしく、程よい塩味がまるで枝豆を食べているような感じで食べ始めると止まらない。あっという間に一皿平らげてしまった。ビールとの相性もばっちり。気がついたらボヘミアも2本目、3本目と。。。(これが後に起こる事件の引き金になるとはこの時点ではもちろん知るよしもなく)。すっかりいい気分になってしまった。
アメリカに戻ってきてからもこの豆のことが忘れられず、探してみたところ、ありました。ダウンタウンの Spanish Table に、一瓶6ドルほどで売っています。興味のある方はぜひお試しください。ビールの飲みすぎに注意。



アメリカに戻ってきてからもこの豆のことが忘れられず、探してみたところ、ありました。ダウンタウンの Spanish Table に、一瓶6ドルほどで売っています。興味のある方はぜひお試しください。ビールの飲みすぎに注意。
by seattleokami
| 2006-03-02 16:36
| スペイン/ポルトガル