ポルトのポート ワインとファド
ポルトの街は、リスボンや他の都市とはやはり趣が違う。昔のポルトガルはこうだったんだろうなと、日本人の自分ですら郷愁を感じずにはいられない、「寂び」に近いものがあるような気がした(寂びって何と突っ込まれると困るけど)。
が問題は、やはりポルトもヨーロッパの古い街らしく、運転者泣かせということだ(って私だけかも)。何度も同じ場所に戻ったり、しまいには市街地図からはみ出したりしながら、大昔に翻訳したしょーもないホラー映画「呪いの迷宮」(絶版)を思い出していた。映画の舞台はブダペストだったけど、ポルトも負けてない。3時間後、どうしてもホテルが見つからず、半泣きでホテルのフロントに電話してようやくチェックイン。
歩いてみるとポルトはほんとに面白い。
徒歩だったら道に迷っても逆に楽しい。いろんな路地に迷い込んでみる。

日本の地方にあるお菓子屋さんという風情。
バカリャウのフライ。肉屋のコロッケのノリなんだろうな。
ポルトの猫。かっこいい。(猫の写真だけ妙にピントが合ってるし)。
閉館間ぎわに飛び込んだポート ワインのボデガでテイスティング。夕方だったので一軒しか見られなかった。まさに琥珀色。
そしてこの日の大収穫は、ふらふらと歩いているときに偶然通りかかった劇場のポスター。出し物はなんと「アマリア」!アマリア ロドリゲスのミュージカルじゃないか。しかも今晩!だめもとでチケット売り場に並んでみる。一枚ゲット! 何という幸運。ポルトに着くまでのドライブでずっと聴き続けていたアマリアの曲を生で聴けるなんて。上演時間になると、正装した観客が続々と現れ、会場はあっという間に満席になった。
感想。鳥肌が立ちました。本場のファドは半端じゃない。アマリア役の女優の歌唱力はただものではなかった。そして観客の熱狂ぶりといったら、それを見ているだけでまた鳥肌。芝居の構成はともかく、電光スクリーンに英語で場の説明が出たのでついていけた。となりのポルトガル人夫婦とも身振り手振りで感動を伝え合って、とても幸せなポルトの夜になった。
が問題は、やはりポルトもヨーロッパの古い街らしく、運転者泣かせということだ(って私だけかも)。何度も同じ場所に戻ったり、しまいには市街地図からはみ出したりしながら、大昔に翻訳したしょーもないホラー映画「呪いの迷宮」(絶版)を思い出していた。映画の舞台はブダペストだったけど、ポルトも負けてない。3時間後、どうしてもホテルが見つからず、半泣きでホテルのフロントに電話してようやくチェックイン。
歩いてみるとポルトはほんとに面白い。

徒歩だったら道に迷っても逆に楽しい。いろんな路地に迷い込んでみる。

日本の地方にあるお菓子屋さんという風情。

バカリャウのフライ。肉屋のコロッケのノリなんだろうな。

ポルトの猫。かっこいい。(猫の写真だけ妙にピントが合ってるし)。

閉館間ぎわに飛び込んだポート ワインのボデガでテイスティング。夕方だったので一軒しか見られなかった。まさに琥珀色。

そしてこの日の大収穫は、ふらふらと歩いているときに偶然通りかかった劇場のポスター。出し物はなんと「アマリア」!アマリア ロドリゲスのミュージカルじゃないか。しかも今晩!だめもとでチケット売り場に並んでみる。一枚ゲット! 何という幸運。ポルトに着くまでのドライブでずっと聴き続けていたアマリアの曲を生で聴けるなんて。上演時間になると、正装した観客が続々と現れ、会場はあっという間に満席になった。
感想。鳥肌が立ちました。本場のファドは半端じゃない。アマリア役の女優の歌唱力はただものではなかった。そして観客の熱狂ぶりといったら、それを見ているだけでまた鳥肌。芝居の構成はともかく、電光スクリーンに英語で場の説明が出たのでついていけた。となりのポルトガル人夫婦とも身振り手振りで感動を伝え合って、とても幸せなポルトの夜になった。
by seattleokami
| 2006-02-16 11:09
| スペイン/ポルトガル