セビリア大聖堂とスペイン最後の夜

食べるだけじゃなく、一応観光もしました。セビリアの大聖堂はこの街のシンボルとも言える歴史的建造物なので、下のような細い細い迷路のような路地を抜けて広場へ。

聖堂のシンボル、ヒダルゴの塔。
聖堂の入り口。
聖堂内の様子。

さあ、スペイン最後の夜は何を食べよう。タパスはもういい。でもなんか十分満喫したような気もするし。でホテルの隣にあるレストランでパエリアを頼むことにした。ここは２人分からなので仕方ない、２人分頼む。
待っている間出されたポテト シュリンプサラダ。マヨネーズに埋もれて海老もイモも見えないくらいだった。でもおいしい。肝心のパエリアは、なんか邪道っぽかったけど（熱いご飯の上に冷たいアスパラとかアーティチョークとかが載っていたので）、でもよしとする。ご飯のほうはだしが効いてておいしかったけど、さすがに２人分は食べられない。ふと隣を見ると旅行者と思われる若者が一人で座っている。ちょうど食べ終わって支払いを済ませようとしていた。だめもとで「パエリア２人前頼んじゃったんだけど食べませんか」と誘ってみた。「ありがとう。でも僕いま食べ終わっておなか一杯なので」。見りゃ分かるよね。聞くとニューヨークから来たと言う。おそらく２０代前半。ここから出会いが生まれるはずもなく、私のスペイン最後のディナーは地味に終わった。