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今宵のサカナ (復活)

kozumon.exblog.jp

シアトルのレストラン レビューや旅先で食べた料理、小耳に挟んだ食べ物雑学など、とりあえず食に関するネタを中心に書いてます。最近はレストラン レビューがめっきり減ってしまいましたが、おうちで作れる簡単おいしいごはんの紹介をメインにしたいなと思っています。

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アメリカに来て15年、一度も七面鳥を焼いたことがないが、今年はその記録を更新してしまった。お題はパエリア。しかも2種類作ってしまおうという大胆なプランニング。ちょっと緊張したけど終わってみて大大満足。次のパーティ企画がまたひとつ増えた気がする(笑)。

パエリアがメインなので前菜もスペイン料理のタパスで統一してみた。手前は塩だら(バカリャウ)のポテトコロッケ、アリオリソース添え。ほかにハモン セラノ、チーズ各種、タペナードなど。
バカリャウ コロッケの作り方:バカリャウを一晩水に浸して塩抜きし、新しい水で茹でてさらに塩分を抜く。フードプロセッサにタラと卵とこしょうを入れペースト状にする。じゃがいもは茹でてつぶし、タラペーストとよく混ぜる。小さめの小判形に丸めカリッと揚げたら出来上がり。ソースは、瓶入りのアリオリ(Alioili) にパプリカ、レッドチリソース、マヨネーズをまぜてなんちゃって風に。日本人にはさつま揚げをほうふつとさせる懐かしい味でつまみには最高~。
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さてメインのパエリアは2種類。まずは初挑戦のイカ墨パエリア(Arroz Negro)。なかなか気に入るレシピがネットで見つからなかったので、マドリッドで食べた味を思い出しながら想像力を駆使して作ってみた。
okami レシピ:小イカ1ポンドは内臓を取ってきれいにしたら一口大に切る。パエリア鍋にオリーブオイルをたっぷり、ニンニクみじん切り2個分、玉ねぎのみじん切り1個分を入れてしばらく炒めピーマンのみじん切りも加える。パエリア用米2カップを加え油とよくなじませ、次にイカ墨ペースト大さじ3-4杯くらいをよくまぜそこにかつおだしを2カップ弱入れて塩を足して味付け。アルミホイルでふたをして鍋ごとオーブンへ。30分くらい350度で炊く。水分がなくなったらホイルを外して鍋のふちにおこげができ始めたらできあがり~。アリオリ ソースとレモン汁を添えてどうぞ。
いや~うまいよ。やっぱりだしが決め手ですかね。イカをケチらずもっと入れればよかったかもー。
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次は具だくさんのミックス パエリア。やはりBBQ グリルで作るのが一番。雨降ってるけど強行ですよもちろん。レシピは基本的に Spanish Table に従ったけど分量は自分なりにアレンジ。で具もロブスターと豚肉をさらに追加してお祝いモードを盛り上げる。
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これも肉と魚介類のだしが濃厚でうまいよ~。ちゃんとおこげも出来たし言うことないっすね。
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これは毎年恒例になる、でしょうかねー。今日は残ったパエリアを持参してオリンピック半島に行ってきます。
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by seattleokami | 2009-11-28 03:03 | うちごはんレシピ
ああでもおこわ失敗しちゃったよ~。ぼーっとしてて作り方間違えた。大変申し訳ないですぅ。

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栗おこわ (栗、山菜ミックス、しめじ、しいたけ、鶏肉、油揚げ)ー 栗は最初甘露煮を使おうと思ってたけど見つからないので生の栗を買ってきて茹でて剥いて入れました>P さん
がんもどきと大根の煮物
きんぴらごぼう
わかめ入り卵焼き
菊の花のクルミ和え
鮭の西京焼き
きゅうりのからし漬け

反省。
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by seattleokami | 2009-11-24 03:58 | お弁当屋
ひょんなことから飛び込んできた出張シェフの仕事。クライアントの注文は「招待客が持ち寄る生のベーコンを調理してできるだけ奇抜なベーコン料理を作る」。う~ん久々の無理難題。一度はビビッてしまったもののむくむくともたげる好奇心には勝てずつい引き受けてしまった。それからというもの来る日も来る日も頭の中はベーコン、ベーコン、ベーコン。本番前の週末には鬼のようにベーコン料理を試作。しばらくコレステロール検査は避けなければいけない状態となる。

苦心して編み出した渾身のベーコン料理(?)はこれだっ。

まずはベーコン ポップコーン。作り方は超簡単。ベーコンを1センチ角に切り弱火で脂が十分出るまで炒めベーコンをカリッと仕上げる。電子レンジでチンした熱々のポッコーンに、ベーコンを脂ごとじゅるり~とまわしかけて混ぜたら出来上がり。あ、そこで引かないで下さいよ。目からウロコなおいしさなんだから~。
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次は私の定番海老トーストをちょっとアレンジしたベーコン海老トースト(笑)。いや、手抜きではなくほんとにおいしいんだって。細切れにしたベーコンを白ゴマの代わりに海老ペーストに押し付けてあとは普通に揚げるだけ。
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そしてこれがアイデア的には普通だけど食べてみると超うまいベーコン餃子。材料は普通の餃子とほぼ同じ(キャベツ、白菜、にら、しょうが、豚肉:ベーコンのみじん切り 1:3 の割合、しょうゆ、酒、塩、ごま油)。野菜はフードプロセッサで細かくしてから塩を振ってよく水けを絞る。あとは肉を合わせて練り練り。ベーコンがラードの役割をするのでとってもジューシーな餃子になります。
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奇抜という意味では自分的にはかなり自画自賛なこれ。BTL & A ロールとベーコン照り焼き握り。ああ美しい。
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BTLA ロールは、カリカリベーコン、レタス、トマト(種を取ってね)、アボカド、マヨネーズ。
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握りは、まずベーコンをゆでてから、フライパンで照り焼きソース(しょうゆ、酒、みりん)に絡め、ウナギのかば焼き状態にして握りに載せる。最後に煮切りもどき(照り焼きソースを煮詰めただけのもの)をたらして海苔を巻きできあがり。
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最後に番外編。試作ではとてもおいしくできたんだけど、本番だと手間がかかりすぎかもという理由で試作どまりになったベーコンポテトコロッケ。牛ひき肉の代わりにベーコンの細切れを炒めたものを脂ごとじゃがいもにまぜてコロッケにしてみた。うまいよん。
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いや~久々に真剣に頭使ったって感じ。実に楽しかったっす。
ってなわけですっかりベーコン料理にハマってしまったもので、次のパーティ企画は「ベーコン料理コンテスト パーティ」ということでよろしくです。今年中にやりたいですぅ。
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by seattleokami | 2009-11-23 12:56 | 出張シェフ
といっても、人間の対猫アレルギーではなく、うちの猫がアレルギー体質だったのですぅ。P さんとこの銀ちゃんとおんなじ。でもまだアレルギー検査してないのでアレルゲンが何なのかまだ分からず。応急処置として抗ヒスタミン剤(人間用)を4等分してあげてます。

ごめんよクーパー~。何年も猫ニキビだと思ってた。おなかに毛がなくてピンクなのは可愛いと思ってた~~っ。だめなかあちゃんだ。
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by seattleokami | 2009-11-19 08:48 | 猫がらみ
東京滞在中なぜか足を運んでしまうサントリー経営の「響」。友人のSさんに言わせると、私にしては意外なチョイス、らしいんだけど、私もなんでだか分かりません(笑)。

まあそんなわけで東京初日、歌舞伎鑑賞の前にさくっとつまみ系で乾杯。D ちゃんはサントリー プレミアム モルツの生に感動していた。今まで飲んだ日本のビールで一番おいしいって。ヱビスの生も試してもらったんだけどね。うちのちーぼん家族にしてもプレミアムモルツ ファンは意外に多いのであった。

さんまの刺身やら豚の角煮やらを頼んだ後目に飛び込んできた「何とか豚の自家製ベーコン」。ベーコン族の好奇心をあおる直球ストライクなメニュー。さっそく頼んでみました~。
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甘い脂身が五臓六腑に染み渡る感じ。文句なしのうまさ。(S さん、自分たちだけほとんど食べちゃってごめんね)。

スモーカーさえあれば自分で作れるんだろうけど、いかんせんいい豚肉が入手困難なアメリカ。また食べたいな~あのベーコン。

ベーコンつながりで、来週は出張シェフでベーコンづくし希望という注文が入った。メニュー作りがんばります~。
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by seattleokami | 2009-11-13 04:40 | 日本の店
上海蟹のシーズンに本場の上海蟹を食べるという夢が、父の喜寿祝のおかげでやっとかなった。上海最終日、妹夫婦が私と D ちゃんを招待してくれたのは上海蟹コースが名物の店(店名よろしく >naobon)。
私たちが訪れたのはシーズンの前半で、オスがおいしい季節。後半はメスがおいしくなるそうだ。

まずは前菜から。蟹足の先に詰まってる肉、自分で取る手間が省けてうれしい~。酢の物とあんかけで日本人には安心な味。
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さて出てきました上海蟹のオス。一人2ハイですか。豪華~。妹が食べ方を伝授してくれる。
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蟹肉もいいけどやっぱりメインはカニ味噌でしょう。これはオスの味噌だからねっとり感がメスより少ないそうだけど、それでも十分官能的な触感と味。村上龍の料理小説集に絶対出てそうな食材だ。
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とはいっても、やはり蟹というのはそんなに量を食べられるものではないのよね。私は1パイでギブアップ。

しかしこの後妹宅に寄ったら、生きてる上海蟹のメスがあいさん(メイドの人)によって調理されていたのがあって、いもうとダンナいわく、絶対メスのほうがおいしいから食べてみろという。おなかははちきれそうだったけど好奇心の誘惑には勝てず、卵がぎっしり詰まったメスの味噌を味見。うわっ。濃いっ。これはオスとは違うわ~。一晩でオスメスの上海蟹を文字通り堪能した夜だった。妹&S さんに謝謝。
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by seattleokami | 2009-11-12 06:48 | 日本里帰り
チリは苦手だった。豆が入ってるのがいや、味がとげとげしいっていう理由で、メニューにチリがあっても自ら注文することはほとんどなかった。

今回ゆうまがでチリの取材をすることになり、アメリカ人にとってのコンフォートフードであるチリのお勧めの店を手当たり次第に聞いてみて分かったのは、みんな自分で作るレシピが一番おいしいと思っているのでお勧めの店を意外に知らない、ということだった。そこで仕方なく自分の足で歩いて探す、という方法をとることになり、かなりのチリを食べ歩く結果になったのだが、自分でも驚いたことに、今はチリが好きになってしまったかもしれない。

食べ物に関しては頑固な自分(はい、ほかのことでもガンコですけどとりあえず)をチリ好きにさせた店、それが Slim's Last Chance だ。店の紹介はゆうまが11月号でも書いたのでそちらを参照していただくとして、私が感動したのは、材料に対するこだわりと繊細かつ濃厚な味だ。
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Texas Red は豆が入っていない肉だけのチリ(テキサス スタイルのチリは基本的に肉しか入れない。でいいでしょうか >yummieD ちゃん)だ。アンガス種の牛ひき肉がたっぷりで、ソースもただのトマト味ではなくまるでデミグラス ソースのような濃厚な味わい。これはミートソースとしてスパゲティにかけて食べたら絶対うまい、と確信した。下の写真は Texas Red をたっぷりかけたKOBE ビーフ チリドッグ。ソーセージがKobe ビーフってあたりにこだわりが。
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Brisket & Beans は豆が入っているけれど許せてしまう。牛肉は隣のBBQ 屋でグリルしたものをほぐして使っているのでお肉が香ばしい。どちらかというとクラシックなチリのイメージに近い。豚肉バージョンは Chile Verde。これも隣のBBQ で焼いたのをほぐした肉を使用。辛さ的にはそれほどでもなく以外にあっさり系。そしてダークホースは Turkey & White Beans 。ターキーは物足りないのではという予想に反してリッチでしかも辛さは4種類の中でトップ。最初は分からないけど時間差でじわじわと辛さが責めてくる感じ。お店の従業員イチオシってのも納得のうまさ。
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チリ単品以外にも上記のホットドッグやチリバーガー(写真下)も充実していて、ビールがいくらあっても足りませんって感じ。商売上手。
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Bon Appetit 誌でチリのベスト4に選ばれたっていうのが取材のきっかけだったけど、期待は裏切られなかった、と言っておきましょう。そのまま食べてもパスタやごはんにかけて食べてもいけそうなこれらのチリは、少なくとも日本人にも受け入れられる味じゃないかな。アメリカ人には好き嫌いあるかもしれない、味が直球じゃないから。ああチリ食べたくなってきた~~。

Slim's Last Chance
www.slimslastchance.com
5606 1st Ave S
Seattle, WA 98108-2403
(206) 762-7900
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by seattleokami | 2009-11-07 09:30 | American
上海滞在3日目、妹が本格四川料理の店を予約してくれた。シアトルでも四川料理好きな私。どんな料理が食べられるかわくわく。この日のメンツは妹夫婦、その友人のKさん、上海在住の私の元上司 S, D ちゃん、私の6人。

しょっぱなの前菜(豚の耳、山菜のつまみ)から辛い。そしてシアトルでは見たことないような料理が続々と。とにかく唐辛子と山椒の量がハンパじゃない。こうやって思い出して書いているだけでも鼻に汗かいてきたし。

まずはお茶を注ぐパフォーマンスから。ぱちぱちぱち。
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ゆで豚の辛味ソース。かなり辛いけどまだ大丈夫。これかなり気に入ったかも。
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きくらげの辛味炒め。
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そしてこれ私の好物の重慶チキン(っていうのか)なんだけど。鶏肉が唐辛子と山椒に隠れて見えない!かなり舌がじんじんしてくる。
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おなじみの麻婆豆腐。でも辛い。しかも辛味は山椒から。
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これは一見スープに見えるけど実は煮えたぎった揚げ油。そこに白身の魚を落として余熱で調理するというもの。肴自体はそれほど辛くないので食べやすい。
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もうこの頃には実は舌が麻痺して味が分からなくなっていたのだった。最後に出てきたスパイシー ビーフに至ってはおなかもいっぱいで舌もじんじんで、味の記憶がない。おいしかったと思うんだけど。
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しかし真の苦行はこの後真夜中に襲ってきたのであった。。。。文字通り、のたうちまわりました。

でも四川料理、のど元過ぎるとまた食べたくなるのよね~。いやいや、貴重なおいしい体験でした。店の名前分からないです。知ってたら教えて >naobon

追記:
(naobon より)
店の名前:「巴国布衣」(バーグオーブーイー)
http://www.baguobuyi.com/(中国語)
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by seattleokami | 2009-11-05 09:45 | 日本里帰り
日本から帰ってきて数日で料理教室。でも眠くなる夕方に忙しかったら逆によかったのかもしれない。生徒さんたちも喜んでくれたようでよかった。
来年最初のクラスは精進料理。メニュー決めないと。でもとりあえず今年のクラス無事に終わってほっとした~。
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上海日本旅行の写真もアップしないと~~。
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by seattleokami | 2009-11-02 14:23 | 食べもの日記