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今宵のサカナ (復活)

kozumon.exblog.jp

シアトルのレストラン レビューや旅先で食べた料理、小耳に挟んだ食べ物雑学など、とりあえず食に関するネタを中心に書いてます。最近はレストラン レビューがめっきり減ってしまいましたが、おうちで作れる簡単おいしいごはんの紹介をメインにしたいなと思っています。

カテゴリ:Eclectic( 15 )

ひとむかし前、日本で「無国籍料理」って流行ったよね。ってか今でもそういうジャンルあるのかな。具体的にどんな料理だったかあまり記憶がないんだけど、いわゆる「エスニック料理」(これも基準が不明)に近かったような。インドや東南アジア系のスパイスを使ってたね。

Wallingford にあるJoule の料理を食べてこの言葉を思い出したのでタイトルに付けてみた。ずっと前からアメリカ人の友人 R が「すごくおいしいからぜひ食べてみてほしい」とラブコールを送ってきていて、やっと訪れるチャンスが巡ってきたのが1か月くらい前。

白人のご主人とコリアン アメリカンらしき奥さん(あくまでも印象で、未確認)が二人で切り盛りしているこじんまりした店内はこの日は満席。アジア人客は私だけ。実はこの奥さん Rachel Yang は知る人ぞ知る有名シェフらしく、なんと今度アメリカ版料理の鉄人に出演するらしい(来年1月17日放映)。

この店の料理は一言でいうと、イチゴ大福とかちくわパンとかのツボに似ている。たとえばこれ。バゲットに添えられているのは「わかめバター」である。
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なんだとぉっ~と思いながらパンにつけて食べてみるとこれがちょっとおいしはずかしな味で、結局結構食べてしまった(ちなみにベーコン バターというのもある。)

小皿料理が充実していて、キムチ餃子とかトック(韓国の餅)とオックステールの煮たのとか、突然マカロニ&チーズとかあるんだけど、それなりにおいしかったりする。この「それなりに」というところがポイントだ。疑問を持ってはいけない。ありのままを受け入れて素直な気持ちで(笑)。

タコのやわらか煮コチジャン ソース添え。
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極めつけはサバの一匹丸ごとグリル ミント ソース添え。失礼とは知りつつさすがに「お醤油ください。」と言ってしまいました。おいしかったよ、しょうゆかけたら。
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韓国料理の食材を多用しているけれども純粋な韓国料理ではない。かといってアメリカナイズされた韓国料理でもない。韓国風創作料理?たいてい創作料理には失望することが多いけれど、この店はまた行ってもいいと思った。なんか面白いから。そして特筆すべきはワインのセレクションがスマート。ついついグラスが進みます。

Joule
http://joulerestaurant.com/dinner.html
1913 N. 45th St. Seattle, WA 98103

Tel. 206.632.1913
Fax. 206..632.0234
facebook | twitter

Hours
Sunday- Thursday: 5pm- 10pm
Friday- Saturday: 5pm- 11pm
Monday: Closed
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by seattleokami | 2009-12-18 05:29 | Eclectic | Comments(0)
最近「Poppy」というレストランの名前をよく耳にしていたが訪れるチャンスがなかった。その日に限って他の予定が入ってたりして。それが先日ひょんなことからチャンスが巡ってきた。

なぜ Poppy が巷で話題になっているかというと、かの有名な Herb Farm レストランのシェフ Jerry Traunfeld が Hermb Farm を辞めてオープンした店だから、というのが最大の理由だろうと思う。私自身はHerb Farm は結局行かずじまいだったしそれほど思い入れもなかったので、あまり気合を入れずに臨んだ Poppy だったが。。。

おいしかった。ひとことでまとめるなら「インド風会席弁当」。インド料理のスパイスを駆使しているけどインド料理じゃない。いわゆるこういうフュージョン料理はほぼ間違いなく失敗すると言い切る自信があったんだけど、Poppy のフュージョンは上手に仕上がっていた。数少ない成功例かも。(画質が劣悪でほんと落ち込むよ~)写真の Thali (インド風定食のスタイル)は $32 (左から時計回りにブルーチーズのコロッケ、ゴートチーズとアスパラガスのフラン、ハーブを使ったサラダ三種、おひょうのクリーム ソース、レンティルのカレースープ、ぜんまいの和え物、カリフラワーのグラタン)。
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一品のボリュームはそれこそ和食の小鉢サイズ。そしてひとつひとつの料理に使われているハーブやスパイスは、さすがハーブの魔術師といわれたオーナーの腕が光っている。ハーブを多用した料理が苦手な私もついつい箸が進む。ひとつのお盆に盛り付けられた小皿の数々は、見て楽しい、食べておいしい。これって日本のお弁当の心じゃないっすか。

最近のシアトルにおけるタパス ブーム、居酒屋ブームを見るにつけ、アメリカ人にもいろんなものをちょこっとつまめるスタイルが受け入れられ始めたんだなーと感じてはいたけれど、Poppy でそれはほぼ確信に変わった。

Poppy
http://www.poppyseattle.com/
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by seattleokami | 2009-05-07 10:55 | Eclectic | Comments(2)
(すっかり忘れていましたこのネタを)

W ホテル内にある Earth & Ocean。かつては全国版の料理雑誌や Food TV でも取り上げられたトレンディなレストランだった。しかし、賞を取ったりして有名になったデザート シェフが辞めて Coco La Ti da をオープンし(まもなく閉店しちゃったけど)、一人のシェフは独立してオーガニック レストラン Tilth を始め、その後の Earth & Ocean はどうなったのかなーと心の片隅で思っていた。

先日、うちの会社割引があるという理由でここで食事することになった。バーのほうは満席なのにレストランは閑散としていた。

前菜に頼んだ自家製ハム、パテの盛り合わせ。
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オーガニックの豚を使用。豚のリレットはもうすこし濃厚でもよいかなと思ったけど、全体的にはリーズナブル(味も値段も)だった。が、次に頼んだ蛸のサラダは。
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皿にへばりついているにんにくスライスのようなものが蛸なんだけど。これは蛸サラダと呼んではいけない気がする。
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悩んだ挙句私のメインは鴨肉。これは無難なおいしさ。ただ、熱い料理は熱い状態で出して欲しいな。ぬるいってのはちょっと(とフィードバック フォームにも書いておいてきた)。

ワインのソムリエに関して。しっかりめの Syrah をリクエストしたんだけど予想以上に軽い(浅い)ワインが出てきて一緒に行った友人は「軽すぎる」と本人にコメントしていた。まあ、飲んでいるうちに味がはっきり出てきてしかも肉と一緒に飲むとそんなに悪くないと思ったので、彼女の傷ついたであろうプライドを少しなぐさめようと帰り際「あのワイン悪くなかったわよ。ちょっと時間かかっただけで。」というとなんだかうれしそうにしていた。でも客に分かるように同僚の耳元で何かささやいたりするのはちょっと好感持てなかったが。

そういうわけで、Earth & Ocean、自腹で行くならあえてここにしなくてもいいかも、というのが個人的な感想。

Earth & Ocean
http://www.earthocean.net/
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by seattleokami | 2008-06-01 00:21 | Eclectic | Comments(0)
Redmond の Whole Foods そばにあるビストロ。ケータリング キッチン隣に併設されたカフェ レストランだ。レビューがいいので気になってたが先日友人たちとトライする機会があった。ランチの予約は6人以上じゃないと取らないので早めに行くのがよいかも。

前菜的な Small plates と、サンドイッチ、ピザ系とメインがありメニューは割りと充実している。Fire Bread といわれるフラットブレッドのようなものが売りらしい。私はおひょうのグリル サラダを頼んだら、ちょっとイメージと違ってちょっと重かったかな。味は薄味なんだけどね。
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友人Rが頼んだのは Fire Bread。
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全体的な感想はーランチにしてはちょっと値段高いかな、というのと、パンチ不足かも?でももう一度別のメニューで試してみてもいいかな。

Pomegranate Bistro

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by seattleokami | 2008-04-23 14:03 | Eclectic | Comments(4)
行ってみたい店リストに載ってもう何年も経つのに、しかも会社から目と鼻の先にあるのに試してみる機会を得られずにいたが、昨日やっとそのチャンスが巡ってきた。

メニューは黒板とサーバーによる口頭説明のみ。でもなかなかさわやかで気のつく青年だったなー(本題とは関係ないけどね)。

さてまず前菜から。ここの定番だというポルタベラ茸(Portabella mushrooms) の竜田揚げ風。ポン酢しょうゆに漬け込んだ茸に小麦粉をまぶしてカラッと揚げたもの。この日食べたメニューの中でこれが一番おいしかった。まるで肉を食べているような触感と味。これは家でも作ってみよう。
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この他にラム ソーセージとアスパラガス スープを頼んだ後、私のメインはラムチョップ(ちょっと平凡すぎたか)。リクエストしたミディアムよりはちょっとレアだった。味付けもあっさりめ。付け合せのにんじんのマッシュを見て Sophisticated baby food と言ったらちょっとウケた。
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友人R はシーフードの盛り合わせ。クラブケーキみたいなやつはホタテの詰め物。味見はしていない。
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友人 T は仔牛のテンダーロイン。これも味見しなかった。。。
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デザートのティラミスは特大サイズ。二口でギブアップ。
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全体的な感想としては、プレゼンテーションがなんとなくお子様ランチ風で不思議感がただよう。洗練されたスタイルではない。でもこれがあの長い羽根を付けた帽子をかぶって客席に挨拶に出てきてくれるオーナーのキャラクターを反映しているようでもあり。巷のレビューがものすごくよかったので期待しすぎちゃったのかな。でも自分の料理以外試食してないからもう一度行ってあの不思議感の理由を確かめに行きたいな。

ひとつ確かなのは、安い店ではない。特にワインはシアトルの平均的なレストランより高いかも。この日は一人$76(チップ込み)。これでは来週の Cafe Juanita も怪しくなってきた。。。

Tosoni's
14320 NE 20th St
Bellevue, WA 98007
Phone: (425) 644-1668
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by seattleokami | 2008-01-10 07:36 | Eclectic | Comments(4)
噂の店 Sitka & Spruce に行って来た。ここのシェフが Food & Wine 誌の Best New Chef 2007 の一人に選ばれたらしい。その前から行ってみたい店リストに入っていたので、友人から誘いを受けたときはふたつ返事でOK。もともと席数が少ないだけにかなり前から予約を入れてくれた。

待っている間、店の壁にある手書きのメニューを一生懸命判読しながら期待は高まる。
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席に着くなりどんどん頼み始めたが。。。

ビーツ サラダ。ビーツそのものの味がこのサラダのキー。ひとつひとつの食材はおいしいが、全体としてはごく普通の仕上がり。どちらかというとお惣菜風。
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イワシの燻製サラダ。う~ん。これも、イワシはおいしいけれど、サラダとしては何となくミスマッチ感が。
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鴨のコンフィ。これはおいしかった。でも特に個性があるコンフィではないかな。
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次の肉と野菜の煮込み盛り合わせ。オーダーの中では私的にはこれが一番よかった。肉の臭みがちゃんと消えていてとろけるように柔らかかったし、ハーブが主張しすぎずにちゃんと裏方に回っているところが私好み。
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そしておそらく川魚(名前忘れちゃった)のグリル、ミント ソース添え。
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このほかにもカニのサラダ、ラムのグリル、スクアッシュのパスタ、などがんがん頼んだ。全体的な感想としては、このシェフはまだ日が浅いかたかしらん、という印象を受けた。斬新なアイデアを採り入れたカジュアルな家庭料理、というコンセプトな気がするんだけど、気負いが少し空回りしてしまった感あり。後で聞いてみたら、受賞したシェフはこの夜オフだったとのこと。何となく納得。それからお値段は高め(ワインはリーズナブル)。6人で一人55ドルくらいでした。

やはりこれはセカンド チャンス コースですね。今度メイン シェフがいるときにもう一度トライしてみたい。

Sitka & Spruce
http://www.sitkaandspruce.com/
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by seattleokami | 2007-12-21 06:43 | Eclectic | Comments(0)
アメリカ人の友人 M の誕生日に、彼女のお姉さん(もしや妹?)が最近オープンしたレストラン Art of the Table でディナーをすることに。お姉さんは写真家で店内の壁は彼女の作品で埋められている。

さて、料理のほうですが、この日はたまたま東南アジア料理というテーマだった。知り合いのレストランということもありなかなかコメントしづらいのが辛いところ。

最初はナスを使ったアミューズで始まる(これはテーマとは無関係)。こういう何気ないものがおいしいとうれしい。
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最初のコースはカラマリと白身魚のスープ。いわゆる辛い酸っぱい甘いのトムヤムクン スタイル。付け合せの辛いソースを入れたら完璧な味になった。
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次は牛肉ときゅうりのスパイシー サラダ。フィッシュソースとコアントローをふんだんに使っている。きゅうりのほうはちょっと薄味。
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メインは豚肉の肉団子料理。だんご自体は香ばしくていい味だった。ただ個人的にはメインとしてはちょと非力かなというのが正直な感想。
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デザートはココナッツ シャーベットとバナナフランベ マンゴ添え。これは文句なくおいしかったです、特にバナナが。
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それぞれのコースにあわせて出てくる飲み物がよかった。最初はピノグリから始まって、syrah, 白ビール、最後はポート。

全体的な感想。次はできればアジア料理以外のジャンルのときにもう一度訪れたい、やっぱりアジア料理は結構専門のレストランで食べてるからな~。

Art of the Table
http://www.artofthetable.net/
1054 N. 39th Street, Seattle, WA 98103
206.282.0942
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by seattleokami | 2007-07-24 12:22 | Eclectic | Comments(1)
購入ほやほやの P さんのSAAB コンバーチブルに乗って Old Bellevue に向かい Porcella というデリ&カフェでランチした。ランチのメニューはあまり多くないがデリで好きなものを買って食べることもできる(厳密に言えばデリは持ち帰り専用ということらしいが「特別に」そこで食べてもいいと言われた)。

P さんはローストチキン ($16)。私は例によっていろいろ。ポテトグラタン(写真下)、アスパラガスのクリーム スープ チャイブ オイルがけ(写真下)、クリーミー ポレンタ、ポテト ベーコン サラダ。しめて$25。平日のランチ、しかもお酒頼まないでこんなに食べていいのか。まあめったにないけど天気よかったし、おいしかったからいいか。

アスパラガスのスープは、塩味がちょっときつかったことを除けばとてもいい味で、P さんと材料は何か吟味しようとしたが頭が疲れてしまってあきらめた。
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ポテト グラタンは、薄切りのポテトをクリーム ソースであえ、チーズをかけて焼いたもの。とても香ばしく、まるでかりっと焼いた魚の皮のように(?)おいしかった。
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ふと Pさんが、「okami の食べ物に対する、目がものすごく真剣。仕事のときと全然違う。」と。。。分かりやすすぎ?

Porcella
http://www.porcellaurbanmarket.com/

10245 Main Street, Suite 101 Bellevue, WA 98004
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by seattleokami | 2007-07-11 14:53 | Eclectic | Comments(2)
James Beard 賞ノースウエスト部門で Capitol Hill にある Lark のシェフが最優秀賞に選ばれたそうだ。

http://www.jamesbeard.org/awards/awards.php?year=2007&category=3#443

ノミネートされたシェフはこちら。

Scott Dolich
Park Kitchen
Portland, OR

Maria Hines
Tilth
Seattle, WA

Joseba Jiménez de Jiménez
The Harvest Vine
Seattle, WA

Holly Smith
Café Juanita
Kirkland, WA

John Sundstrom
Lark
Seattle, WA

これらのレストランはオレゴン以外全部行ったけれど、正直言ってふうんという感じ。最優秀に選ばれた Lark にしてもちょっと意外かな。Harvest Vine も好きなレストランだけど高すぎます。そういうのは選考基準には関係ないのだね、きっと。 Tilth は行ったのがオープン投書だったから今ならもうすこし味が落ち着いているかもしれないんだけど。Cafe Juanita は定番ね。相変わらずトム ダグラス ファミリーは強い。
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by seattleokami | 2007-05-12 04:30 | Eclectic | Comments(0)
以前ブログでもちょっと触れた Robert Lopez (Teatro Zinzanni の司会)のソロ ライブが Triple Door で3日連続である(今日が最終日)。知り合いのコネでタダで観れるというのでまず初日3人で、ゆうべは2人で出かけた。ありがたいことに内容が少し違ってたので飽きずに楽しめた。
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基本的にはエルヴィス プレスリーのカバー ロックンロール バージョンなんだけど、そのなかにちょっと政治色を入れてみたりして、ショウとしてはなかなか楽しめると思う。興味がある人は今日までです。

しかし Triple Door は高い。何も飲むまい食べるまい、と心に決めても結局はちょこちょこと頼んでしまうことになるのよね。X 2日分。コンサートがタダでもまたエンゲル係数急騰じゃない(しかもここで終わらないのでね、私の場合)。

続く。
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by seattleokami | 2006-12-20 04:49 | Eclectic | Comments(0)